STORY
現世と死後の世界のあいだには、「黄泉の国」と呼ばれる境界領域が存在する。
魂渡しは、現世に属する魂を切り離す役割を持つ種族。内部にはいくつかの役職が存在し、それぞれ異なる役割を担っている。
サトーは、その中でも「庭師」と呼ばれる役職に就いている。大きな草切鋏を用いて魂を現世から切り離すことが、彼女の主な役目である。
また、彼女は人間の夢や幻想、妄想の中に現れ、いくつかの運命を提示することがある。相手はその中からひとつを選ぶが、目覚めたあとにその出来事を覚えていることはない。
サトーと出会った記憶も、何かを選んだ記憶も、現実には存在しないものとして失われていく。
彼女に関する記録には一部欠落があり、その素性については不明な点が多い。